いずれは富士山に登っていみたい。
登山になにか必要なものとかってあったりする?こういった疑問にお答えしていきます。
「この記事を読むと」
- 山登りの魅力がわかる
- 山登りまでの必要な準備がわかる
- 山の情報を得ることで、安心して山登りに望むことができる
「この記事の信頼性」
この記事を書いているのは登山歴10年になる中堅登山家の経験をもとに書いています。
ベテランの方には、参考にならないと思いますが、初心者の方が初めて山に登るまでに知っておきたい情報を書いています。
この記事の前半では、山登りの魅力や山登りの計画を建てる方法についてまとめ、後半は必要な物品について紹介したいと思います。
この記事を読んだあとは、自分で用法を集めて「登山の行程をたてることができる」という希望が持てます!
そうなれば不安も少なく山登りを楽しむことができますよ。
Contents
山登りって実際楽しいの?
登山をやっていると、周りの人から何が楽しいかわからない、とか、登山って楽しいんですか?と言われることが度々あります。
「山登りの魅力」とは
- 都会の喧騒から離れた穏やかな時間
- きれいな景色、空気、自然
- 山頂についたときの達成感
- 自分にはできるという喜び
- 美味しい山ご飯
- おしゃれな山ファッション
楽しみ方は人それぞれだと思いますが、自然の中を歩くって実は結構贅沢な時間の使い方だと思います。
初心者が山登りを楽しめない原因とは?
ですが、実際に登山に行ってみて、やっぱり自分には向いていなかったなと感じる方もいます。
山登りを楽しめない方がどのような状況かというと、体力的に余裕のない状況に追い込まれている事が多いです。
体力的に追い込まれると、きれいな景色も美味しいご飯も楽しむ余裕がなくなってしまうんですよね。
その状態のまま帰ってしまうと、山登りは辛いだけという印象だけが刷り込まれてしまいます。
そうなったら最後、もう山登りなんて懲り懲りとなってしまいます。
それはちょっと語弊があります。
自分の体力にあっていない山を選んでしまうことが問題なんです。
山登り初心者の方に伝えたいのは、自分のレベルにあった登山は楽しいということです。
なので、はじめは低めの山から初めて、徐々に「山の高さ」と「歩く時間」を上げていけば大丈夫です。
山登り前の準備
山に登る前にレベルを見極める
山に登るのは決めたけど、どこの山に登ったらいいの?
先程もお話した通り、登山を楽しむには適切なレベルの山を選ぶ必要があります。
ここで、知っておきたいのは山のレベルをどうやって見分けるかです。
山のレベルは主に下の3つから把握できます。
- 登山ルートの高低差
- 登山ルートの距離
- 登山ルートの道の状態
このことからわかるのは、同じ山でもルートによって難易度がぜんぜん異なるということです。
例えば、青森県の岩木山という山があります。
この山はふもとの神社から歩くと上りは5時間ほどかかります。高低差は1450mあるので、体力的には難易度が高めの山と言えるでしょう。
ですが、実はこの山、頂上付近まで道路が伸びていて、リフトも合わせて使うと9合目までたどり着けます。
そこから登ると、40分ほどで山頂までたどり着くことができるんです。
なので、同じ山でも自分の楽しみ方に合わせてルートを決めると良いでしょう。
登山ルートはどうやったらわかるの?
次は、登山を計画する際にどうやって山の情報を集めるのかお話しますね。
初人者の人が使いやすいのは、「やまクエ」というサイトです。
このサイトでは、登山ルートごとに歩行距離と標高差、歩行時間から山の難易度をレベルではじき出してくれています。
初心者の方はとっても使いやすいのでおすすめです。
合わせて使ってほしいのが、「ヤマレコ」
こちらのサイトでは、実際に山に登った記録がたくさん集まっています。
どの山でも、週末誰かしら登っている事が多いです。なので、割とリアルタイムでの情報を仕入れることができます。
この2つのサイトを使って
山のレベルを確認する→登山ルートを決める
この流れで、進めていくことをオススメします。
関東近郊で最初に登る山なら【日帰り登山】
自分で調べるのが難しいという方は、はじめにこの3つの山のどれかを登るといいでしょう。
1.高尾山
定番中の定番です。私服でも登れる山ですが、ケーブルカーを使わないルートだと案外ちょうどよいレベルの登山になります。
あ飲食店なども多いので、登山というよりも観光くらい気軽にいけますよ。
2.御岳山
東京から1時間半でたどり着けます。高低差の少ない登山ルートですが、ここの魅力はロックガーデンと呼ばれる川沿いに広がる緑豊かな岩場です。
3.筑波山
筑波山は日本100名山にも選ばれている山です。今回紹介した山の中では一番眺めのいい山です。
ロープーウェイやケーブルカーもあるので、安心です。
初心者がいきなり富士山登山は無謀?
ここで、出てくる疑問はいきなり富士山は無謀かどうか。という点です。
結論からいうと、登れなくはない。となります。 しかし、富士山登山の場合は、気をつけなくてはならない点があります。
- 長時間の山道を歩き続けられるか
- 高山病にならないか
富士山登山の場合、登山道も整ってますし人も多いので、安全面での心配は少ないです
その反面、自分との戦いになります。
「富士登山は修行」という人がいるくらい精神的にも体力的にも追い込まれる可能性があります。
日本一高い山に登るということは、日本一薄い空気に耐えられるかということにもつながります。
こればかりは、いきなり挑戦してどうなるのかは、わかりません。山小屋に一泊すれば高山病になる可能性を下げることもできますが、実際にやってみないとわかりません。
おすすめはしませんが、もし挑戦するなら、山登りの経験者かガイドと登るほうが良いでしょう。
経験者と登れば、ペース配分を考えた登り方になるので、体への負担をおさえることができます。
山登りに必要な準備~持ち物編~
先ほど紹介した3つの山のように日帰りで山に登るときにどんな物が必要かをお話していきます。
「日帰り登山で必要なもの」
- 歩きやすい靴(スニーカー)
- 飲料(500ml✕2本)
- 動きやすい服装
- 着替え、タオル
- お金(現金、できれば細かいお金)
これだけあればなんとかなります。
特別なものは必要ないです。
はじめのうちは水分は多めに持っていきましょう。
服装に関しては、特別に登山用のものをそろえなくても大丈夫です。登山用品は機能がいいので、山登りを快適にしてくれるアイテムではありますが、ないと困るものではないからです。
もし、動きやすい服装がないのであれば、それっぽい服装をワークマンやユニクロで揃えるといいでしょう。
服装のコーディネートは「ランドネ」という雑誌がおすすめです。
富士山登山に必要なもの
富士山に登る場合、先程の物品に加えて以下のようなものが必要となります。
- レインウェア
- リュック
- ザックカバー
- 行動食品
- 日焼け止め
- 防寒着
- サングラス
レインウェアや防寒着などは、いきなり購入しないことをオススメします。
「私は登山の魅力にハマったので、今後も使うから買ったほうがいい!」
そんな方が次にハマる可能性が高いのが、「登山用品」自体にハマる可能性があります。
その場合、せっかく購入したのに、もっといいものが欲しくなってしまいがちです。
なので、登山用品を購入する場合は、入念な下調べが必要となります。
「道具を揃える方法は2つある」
ユニクロやワークマンを使う方法。
レインウェアや防寒着はワークマンで安く揃えることができます。
僕も未だに防寒着はユニクロのダウンジャケットをつかっています。
登山用品のレンタルを使う方法。
実際に購入するとかなりの金額になってしまう登山用品もレンタルすることで安く利用できます。
セットで利用できるので、試しに登山用品を使ってみたいという方にもおすすめです。
- やまどうぐレンタル屋
- 富士山登山用品レンタルならそらのした
富士山登山用のレンタルセットがあるので、忙しくて物品を見に行く時間がないという方も安心です。
富士山登山に行きたいけど、登山用品を持っていない
というかたは、登山用品レンタルがオススメ。
- 富士山は登ってみたいけど、登山を続けるかわからない
- 最新のギアや高性能のウェアを着てみたい
- グッズを買うにはお金がない
上記に当てはまる方は、登山用品レンタルを検討してみましょう。
やまどうぐレンタル屋でレンタルすると、登山靴をレンタルした方全員に登山用ソックスをプレセントしています。
登山初心者が知っておきたいことまとめ
- 山登りは楽しい!
- 自分の体力やレベルに応じた山選びが必要。
- 山のレベルは「歩行時間」と「標高差」で見極める。
- 登山用品は、買わなくても大丈夫。
登山は辛く苦しいもの。
辛さや苦しさは、確かにあるかもしれませんが、それ以上に楽しみや喜びもあると思います。
自分にあった山を選んで楽しい山登りにしましょう!