東京に住んでいたら、星は殆ど見えませんよね。
プラネタリウムを見るか、郊外まで出ないときれいに星を見るのは難しいです。日本の街だと、夜でも街頭やお店の明かりで、真っ暗になるなんてことはありません。
じゃあ、いちばんきれいな星ってどこで見えるんでしょうか。
今回は、星空世界遺産のまちテカポの魅力についてご紹介します。
都市の概要
テカポはテカポ湖に面する小さな村で、人口は400人ほど。
マオリの言葉で、Tekaが「眠る」poが「星」や「夜」という意味を持ちます。
つまりテカポは「星が眠る場所」。素敵な名前ですよね。
テカポはきれいな星空を見られるように住民が協力しています。
その証拠に、お店の数は少なく、夜道を歩こうとするとかなり暗いです。
観光地なのに必要以上の開発をしないって、結構すごいことだと思います。観光客がたくさん来るなら、お店やホテルをたくさん作って街を発展させよう!ってなりそうですよね。
ですが、きれいな星空のために、必要以上の開発はしていないのです。
街頭も必要最低限の明るさで足元を照らし、空を照らしすぎないような作りになっています。
僕は旅行の後にこの情報を知りました。訪れる前に情報を仕入れることで、小さな気づきを増やすことができたと思います。
これから、テカポの星空を見に行くという方は、「星空を世界遺産にーニュージーランドの”星空の村”テカポの挑戦」という記事を読んでおくことをオススメします。
「テカポの星空を世界遺産に」という活動が、小澤さんという日本人によって生み出されたことがわかります。
当たり前のように見られる星空が、当たり前ではないということに気づかせてくれます。
オススメスポット
善き羊飼いの教会

映画だと「church of the Good Shepherd」
そのまま良き羊飼いの教会です。
石造りの本当にちっちゃな教会です。
日曜日に訪れると、お祈りしている場面に会えるかもしれません。
地元の人にとっては、ただの観光地でなく、ちゃんと教会の役割を果たしているようでした。
テカポに来たらよってみましょう。
夜はフェンスがしまっていて立ち入ることができなかったので注意してください!(2018年12月)
マウントジョン天文台

天文台としての研究施設です。観光スポットではないので、注意です。
昼間は立ち入り可能なのですが、夜はツアーのみです。
星空鑑賞は、英語がわからないかたは、日本語ツアーをお勧めします。
南半球の星空を生で見れるなら、解説を聞かないのはもったいないです。
ガソリンスタンドも忘れずに
レンタカーで旅行する場合、しばらくガソリンスタンドがありませんので、ここで給油は済ませておきましょう。
ここの前後のガソリンスタンドまではかなり距離がありますよ。
夜道にご注意を
ニュージーランドの郊外は、街灯がほとんどありません。テカポは星空鑑賞のためにも、暗い作りになっています。
足元も整備されていない道が多いため、夜の散歩は注意が必要です。
特に、湖の近くまで歩くと、不整地が多いので、サンダルはやめておいた方が、無難です。
そして、車の運転にも注意が必要です。
夜道はものすごい確率でウサギに遭遇します。
道路上に急に飛び出してくるので、びっくりすると思います。
その際も、急ハンドルは危険なので、やめましょう。
ニュージーランドは外来生物を、根絶する取り組みをしています。
その影響か、わかりませんが、夜中のトラックはガンガン走っていました。
観光中に動物をひき殺したくないかたは、夜の運転は避けましょう。
まとめ
旅行先について、きちんと調べてからいくことで、ちっちゃな気づきをたくさん増やすことができると記事を書いていて、再認識できました。
テカポの素晴らしい星空だけでなく、それに携わる沢山の人の努力を感じると、さらに深い感動を味わうことができますよ。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になったら嬉しいです。