介護のワークシェアリング、カイスケの業態別の報酬について解説しています。
カイスケの案件のページでは、支給総額が記載され地ますが、時間あたりの高単価な業態はどのような業種でしょうか。
一番良かったのは、当然とも言えますが夜勤の業務です。
一番時給が低かったのは、日勤のデイサービスです。
しかし、支給総額では上回るものもありますので、自分にあった仕事で働くのが一番と言えるでしょう。
Contents
カイスケとは
カイスケとは、株式会社Caitechにより、リリースされている介護のワークシェアリングサービスです。
ネット上で、介護の人手を必要としている施設と、介護のスキルを持っている介護ワーカーのマッチングを行っています。
日本では、介護の人手不足が年々深刻となっています。
そのような問題を解決するのに一役買ってくれるのではないかと、期待されているサービスです。
その独創的なアイデアから、経済産業省が主催する、「ジャパンヘルスケアコンセプト」アイデア部門でグランプリを受賞しています。
2020年12月現在では、首都圏や愛知の一部の地域でのサービスが開始されていますが、全国的にはまだまだ広がっていないサービスです。
今後が期待されるサービスですね。
報酬は全体的に低め
ワークシェアリングにありがちな問題としては、労働者一人あたりの報酬は安めに設定されています。
ワークシェアリングという仕組み自体が、一つの仕事を分けて行うという考えに基づいて行われているので、報酬が安くなってしまいます。
その問題はカイスケにおいても同様です。
施設の正社員がおこなっても、カイスケによって働いている介護職の方でも、保険の点数は替わりません。
間に交通費やら、カイスケへの手数料がかかりますので、カイスケを利用して働く人の手元に残る金額は若干安くなってしまいます。
報酬の業態ランキング
全体的に安めではありますが、せっかく働くのであれば、しっかり稼げるところに行きたいですよね。
なので今回は、カイスケ内での稼げる業態別のランキングを作成してみました。
夜勤全般 時給1500円前後
最も報酬がいいのは、夜勤全般です。
正社員として働いていても、夜勤手当がつくので高時給なのは当然です。
しかも、夕食や朝食付きとなっている職場が多く見られます。
また、案内には時間を自由に使えるなどの案内も載っており、比較的時間にゆとりのある仕事となっています。
高時給ではありますが、2日分を使うという人の場合は、日勤を2日こなしたほうがいいかもしれません。
夜勤を続けることができれば報酬はいいですが、その場合は夜勤専従の非常勤勤務の方がいいかもしれません。
入浴介助 時給1450円前後
次に高単価なのは、入浴介助関係のお仕事です。
入浴介助は、夜勤とは逆で短時間のものが多くなっています。
日勤をやるほど長時間働きたくはないけど、しっかり稼ぎたいという方は、お風呂介助にトライしてみましょう。
お風呂介助は、なれてしまえば、利用者の状態をそれほど気にせずに行うことができます。
あなたも、洗体マシーンとなってみてはいかがでしょうか。
排泄介助 時給1400円前後
こちらの案件も短時間で働けるものです。
時間は4時間程度のものが多いようです。
固定された時間に、排泄介助を一気に行います。
実際には、排泄介助以外のお仕事もやることがありますが、お風呂に比べて過酷さは少し少ないためか、このような単価となっています。
日勤デイサービス 時給1300円~1400円
一番安いのは日勤のお仕事です。
デイサービスや施設もあります。
大抵は8時間勤務で、支給総額としては入浴介助や排泄介助を上回ることがほとんどです。
デイサービスのお仕事の場合、何をやっていいかわからなくなることもあるので、自分で仕事を探すような姿勢が求められるでしょう。
複数回行くとそれほど消耗せずに業務をこなすことができますが、最初のうちは少し大変なお仕事です。
まとめ
今回は、業態の報酬別ランキングを作成してみました。
報酬は時給での換算となっていますが、カイスケ上では支給総額での記載がされています。
支給総額は高くても、仕事の内容によっては割に合わないと感じる方もいらっしゃると思いますので、どちらかというと自分の苦にならないお仕事を選ぶのがおすすめです。
まずは、試しに挑戦してみてはいかがでしょうか?