介護のマッチングサービス、スケッターに参加してきました。
仕事内容は、送迎の介助です。
短い時間でサクッと働けますが、ある程度のスキルを必要するような内容でした。
介護の世界に飛び込むきっかけには良さそうですが、自分のスキルに応じた案件に申し込むことをおすすめします。
それでは詳しい体験談に移っていきましょう。
スケッターとは
スケッターとは、介護のお仕事のマッチングサービスです。
スキマ時間にちょっと働いてみたいという人と、人手を必要としている介護施設をマッチングさせています。
介護のお仕事といいますが、その内容に関して言うと必ずしも介護のスキルが必要ではありません。
介護スタッフの負担を軽減するために、普通の人にでも出来るお仕事をちょっとお願いするというようなコンセプトとなっています。
なので、助っ人ならぬスケッターなんですね。
介護の業界は本格的な人手不足ですので、介護に興味のある人が気軽にその世界に飛び込むことが出来るという点では、素晴らしいサービスですね。
今回の仕事内容
今回、実際にスケッターに参加してきました。
その仕事内容はこちらです。
- 送迎の乗降のお手伝い
- 7:00~10:30
- ¥3600
- デイケアの送迎の見守りやお手伝い
- 持ち物:印鑑
- 服装:動きやすい服装
自宅からも近かったので気軽に申し込むことができました。
申し込み方も簡単です。
申込ボタンを押したあとは、施設の方からメッセージがあるので、当日の準備など聞くことができますよ。
スケジュール
7:00 集合
7:15 送迎出発~利用者様送迎
9:00 1便終了、そのまま2便~利用者様送迎
10:10 2便終了
10:20 事務長さんとお話、報酬の受け取り
当日は施設の駐車場に7:00に集合でとメッセージが来ていました。
駐車場にいくと、担当のスタッフの方が声をかけてくれました。
いつも送迎専門で働かれている介護職のようです。
トイレや軽い準備など済ませ、そのまま送迎バスに乗り込みます。
その日は、座ってみているだけでいいと声をかけられました。
スケッターなので、ちょっとしたお手伝いのつ折りだったのですが、初回はみているだけでいいとのことで驚きました。
デイケアの送迎バスですが、デイサービスにありがちなハイエースではなく、ちゃんとしたマイクロバスでの送迎でした。
介護スタッフの方が言うには、バスが大きいと乗っている時間が長くなるから、利用者さんのトイレが心配になるとお話されていました。
仕事の内容は、ゆくゆくは送迎を担当するようです。
ドライバーとペアでというような、話でしたが、ドライバーと介護スタッフの仕事は完全に分業されているので、それなりに介護のスキルが要求されるような内容でした。
本当にその日は、座席に座っているだけで終わってしまいました。
送迎の中で、利用者様とお話できる機会があったのは良かったかなと思います。
感想
今回のスケッターの内容は、デイケアの送迎バスの添乗員でしたが、思っていた以上にしっかりと働かなければならない仕事内容でした。
この仕事は、ちょっとしたお手伝いというような形ではないですね。
事務長さんにお話を聞いてみたところ、スケッターとして長期で来てくれるというようりも、スケッターを利用して、そのまま非常勤として勤務してくれることを探しているようでした。
変える前には、施設のパンフレットや募集要項をきっちり持たされてきました。
個人的には、スケッターとしていろいろなところで働いてみたいという気持ちでしたので、丁重にお断りさせていただきました。
やはりこの職場でも、人手不足が深刻なようです。
送迎で同行してくださったスタッフの方が言うには、まとまって職員が退職したとかで、人手が本当に足りていないようでした。
実際の介護の現場がどの様になっているか知ることはできますが、この仕事は介助のスキルが求められる内容だったなと感じました。
介護の経験がない人がいきなり来て、出来るかというとちょっと難しいんじゃないかなと思います。
中には、歩くときにふらつきのある人もいるので、同行してくれる人がいたとしても、全くの初心者は厳しい印象でした。
しかし、事務長さんが言うように、地元で働いている介護経験のある主婦の方がちょっと空き時間に働くのであれば丁度いいかもしれません。
実際に介護の現場を目にできて、高齢者の方とお話できる経験はなかなかありませんのでいい経験になりました。
本当に介護が初心者という人は、送迎の介助はあまりおすすめできる内容ではありませんのでご注意を。
まとめ
介護のマッチングサービス、スケッターに参加してきました。
介護の現場を知るという意味ではいい経験になりますが、自分の介護スキルとマッチングするような介護の仕事に行くことをおすすめします。
不安があるような人は、レクや配膳など、スキルが必要のなさそうなものを選んで参加してみると良さそうです。
まずは試しに申し込んでみてはいかがでしょうか?