介護のマッチングサービス、「スケッター」は月額の手数料が事業所の規模によって決まっているのが特徴です。
利用者の定員に応じて手数料は上がっていきます。
19人以下では2万円、20〜49人では3万円、50人以上では5万円かかります。
助っ人の方への依頼は安いもので500円〜ありますので、施設側としては非常にありがたいサービスとなっています。
ここからはさらに掘り下げて解説していきたいと思います。
スケッターとは
スケッターとは、介護系のマッチングサービスです。
隙間時間を活用して働きたいという人と、人手を必要としている介護施設をマッチングさせます。
介護のマッチングですが、その仕事の内容は「介護」だけにとどまりません。
介護の現場では、介護の専門的な技術を必要としないお仕事がたくさんあります。
たとえば、食事の配膳であったり,利用者さんとのお話相手、お掃除の仕事や、IT業務などなど。
介護の現場では、人手不足に悩まされ続けています。
そんな中で、少しでもお手伝いをしたいという人を、介護の現場へと繋いでくれるのがスなります。
マッチングサービスとは
マッチングサービスとは最近かなり増えてきていますよね。
特に恋愛系のマッチングアプリは、以前は出会い系などと批判的な目で見られることも多かったのですが、今では市民権を得た感がありますね。
それ以外にも、タイミーのような1日単位でできるバイトアプリや、農mersのように農家と働き手をつなげてくれるもの。
はたまた、1日単位で家を貸したい人と借りたい人を結ぶやエアビー、車を借りたい人とかしたい人を結ぶAnyca。
今ではさまざまなマッチングサービスが誕生しています。
マッチングサービスとは、本来様々なニーズを持つ人々や事業をひきあわせる事業者やサービスのことです。
昔からあるのは、リクルートなどの人材紹介会社はマッチングサービスといえそうですね。
それらのサービスを使うためには、たくさんの情報を集めるために、たくさん営業に行く必要がありました。
そのために、利用料は高かったのですが、最近ではITの発達により、簡単に情報を集めることができるようになったのです。
小さい会社でも安い料金で利用できるマッチングサービスはこれからもますます広がっていくでしょう。
スケッターは、人手不足で悩む小さな介護施設でも、簡単にそして安価に募集ができるので介護の世界をよくしてくれるのではないでしょうか?
助っ人側の料金
料金の設定は単純です。
特に助っ人として、職場を助けに行く人たちは、スケッター上の画面で表示される金額がそのまま渡されます。
特に利用する際の手数料もありません。
職場から評価を高め、自分に直接オファーが来るように頑張ってみるのも一つの方法ですね。
報酬は仕事が終わった後に、施設から直接現金で支給されます。
その際に受領印が必要な場所もありますので、持ち物をしっかりと確認しておきましょう。
施設側の料金
施設側の料金設定としては、基本料金だけが設定されています。
施設の定員人数当たりいくらというような決め方となっています。
〜19名 → 20000円
20〜49名 → 30000円
50名以上 → 50000円
基本料金を支払っていれば、何人募集しても同じ料金です。
たくさん依頼を出す場合は、それだけ助っ人に来てくれる人に報酬を払わなくてはなりませんが、人手が足りない時はまとまって人の手を借りたいものです。
そのような点からも非常に使いやすいサービスと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、助っ人に来てくれる人に支払う料金は給料として支払うわけではないので、最低賃金を気にせずに設定できます。
1日麻雀の相手をしてくれる人には500円というような募集も出ています。
使い方次第では、大きな成果を上げることもできそうですね。
タイミーとどう違う?
ここで触れておきたいのは、タイミーというマッチングアプリです。
タイミーはバイトのマッチングアプリの先がけと言えるでしょう。
同じように働き手を職場に結びつけてくれるタイミートはどのように異なるのでしょうか。
その仕組みをみてみましょう。
タイミーは募集を出すだけでは、企業側にも料金は発生しません。
ではどのような報酬体系になっているかというと、オファーした仕事の30%が手数料として必要となるようです。
30%となるとなかなかの料金ですよね。
体力のある企業では問題ない金額なのでしょうが、介護保険事業の中ではなかなか厳しい価格帯と言えるでしょう。
例えば、1日5時間の業務に対して、6000円(交通費込み)の場合だと、その一回で1800円の手数料がかかります。
スケッターだと、一番規模の小さい施設の料金は月に20000円です。
タイミーで同じように案件を出すと、月に6日以上使ってしまうと施設側の負担が重たくなってしまいます。
これらを考えると、スケッターは介護施設側がマッチングサービスを使いやすいように工夫された仕組みであると言えるでしょう。
たくさんの施設が利用すると、介護系の仕事をしてみたい人もたくさん集まってきそうですね。
そのような点からも、介護に特化したマッチングサービスといえますね。
スケッターの鈴木社長が、介護の業界のことを真剣に考えてサービスを作ってくれたということがわかりますね。
まとめ
介護のマッチングサービス「スケッター」は介護施設にとっては大き生リットのあるサービスです。
他のマッチングサービスのように手数料がどこまでも肥大化していく心配はありません。
働く側も介護の世界に特化したスケッターは非常に使いやすいと言えるでしょう。
働く人も施設にとってもメリットの大きなスケッターですが、一度取り入れてみてはいかがでしょうか?